福島県富岡町復興応援ソング発表イベント

東日本大震災より、もうすぐ2年。

あの日、ふじ丸で聞いた速報は「日本が壊滅状態」

なにが起こっているのかわからず、NHKの短波放送だけがたよりでした。

地震があった時、まさにマニラ港を出て海上慰霊祭の最中でした。

本番中にもかかわらず、主催者さん達がデッキから離れていく。

その時はそんな事が起こってるとも想像もできず・・・

その後の、急な停船。まったく予想外でした。

その後の津波

海の上にいる船はどうなるのか?と不安になったのは今でも鮮明におぼえています。

日本に近づくに連れて、衛星放送が入ってきだした映像は・・・

約2年が過ぎた今、やっと福島に行かせて頂く事ができました。

何が出来る訳でもないですが、皆さんの応援が出来た事に感謝です。


「桜舞う町で」

春は夜の森 花爛漫に 桜のトンネル抜けて
夏燃えさかる宵の火祭り 掛け声に高鳴る鼓動
桜舞う町で あなたに会いたい
潮騒聞きながら やさしい夢を見たい
遠く離れても 季節は巡れども
私のふるさとは 今も胸に鮮やかに

浜通から昇る朝日に 輝く生命の息吹
秋の紅葉を染める夕焼け 白鳥が冬を運んだ
桜舞う町で あなたに会いたい
星の降る夜に そっと願いかけて
小さな蕾よ 芳しく咲き誇れ
ひたむきに生きる美しさを忘れない

桜舞う町で あなたに会いたい
潮騒聞きながら やさしい夢を見たい
広がる青空 ふるさとへ続いてる
一歩 また一歩 力強く 前を向いて

愛するふるさと
愛する福島
ずっと この胸に・・・・

作詞 普天間かおり
作曲 村井敏朗

こんな曲が出来上がってます。

販売はされませんが、皆さんに届きます様に。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「桜舞う町で」制作背景(CDより抜粋)

富岡町生活復興支援せんたー「おだがいさまセンター」から放送されている「おだがいさまFM」。

県外に避難されている多くの皆様の心に故郷を共有できる歌が作れないかとの想いから、おだがいさまセンター、ラジオ福島

そして山佐株式会社による「福島県富岡町復興応援ソングプロジェクト」が発足。

普天間かおりさんと村井敏朗さんによる楽曲制作が2012年11月、富田町若宮前仮設住宅で実施された「ちっちゃなえびす講市」よりスタート。

仮設住宅から故郷の想い出を募集し、それを普天間さんが詩を作り、村井さんの曲にのせて、この歌が出来上がりました。

そして、2013年3月2日(土)、震災から丸2年を直前にして福島県のみならず県外に避難されているすべての方に故郷が届くようにと

「桜舞う町で」が発表されました。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

当日はラジオ福島さんの生放送で発表されました。

会場には多数の方がこられて、みなさんが涙して聞かれている姿に心を打たれました。

ケーキ屋ケンちゃん・ちゃこちゃんけんちゃんでお馴染みの“宮脇健”さんも駆けつけてくださいました。

販売はしておりませんが、ラジオ福島さんのホームページで先着10.000無料ダウンロード出来ます。

是非、応援宜しくお願いいたします。 http://www.rfc.jp/songs/index.html


当日、来られていたラジオ福島のアナウンサーの深野健司さんのプロ根性のすばらしい放送をご紹介させていただきます。

すごすぎます。